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サッシャ・ギトリ 都市・演劇・映画 増補新版

3,960円

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梅本 洋一 著 坂本 安美 編 フランス映画史で唯一無二の監督サッシャ・ギトリの評伝 決定版! 著者によるエッセイ、講演の採録ほか、トリュフォーがギトリに捧げた追悼文、オリヴィエ・アサイヤス、青山真治による寄稿、充実のフィルモグラフィ&全作品解説など、大幅増補! 「これ1本というなら、男の色気が匂いたつ『デジレ』(1937)を選ぶが、ギトリというからには、全部見なければまったく意味がない。そのための最良の手引きが、これだ!」蓮實重彦(映画批評家) 「演劇の叡智と映画の知識をたっぷりと享受した者にしかできない方法がある。いわば時代に選ばれた者、それがサッシャ・ギトリだったのである。」青山真治(映画監督) 「トリュフォーのように文学的で遊び心があり、ルノワールのように古典的フランス文化と映画の橋渡しの役目を担い、ファスビンダーのように多作で、ブレッソンをはじめとする偉大な作家たちのように分類することができない、唯一無二のギトリ。」オリヴィエ・アサイヤス(映画監督) 「人生の逆説が描かれ、そしてまさに人生が逆説的であるがゆえに、サッシャ・ギトリはリアリズムの映画作家だったのだ。」フランソワ・トリュフォー(映画監督) 判型|四六判並製 ページ|394 刷色|モノクロ 言語|日本語 デザイン|宮 一紀 発行|ソリレス書店 刊行|2023年4月25日 ISBN|978-4-908435-19-5 Cコード|C3074 __ 目次 編者まえがき サッシャ・ギトリ 都市・演劇・映画| I セーヌ右岸 II 演劇史の向こう側へ III 語られるべき人 IV ある劇作家の誕生 V 世界の中心としての演劇 VI 妻たち VII 扉の神話 VIII 声の形而上学 IX 語ることの愉しみ X 自らを語る XI 歴史を召喚する XII 映画への道程 XIII 語る映画 XIV 暗さとの接触 XV 老い、そして記録への欲望 勁草書房版 あとがき サッシャ・ギトリ関係年譜 補論| JDについての4枚の肖像 『ナポレオン』をめぐって 付録| サッシャ・ギトリはリアリズムの偉大な映画作家だった  フランソワ・トリュフォー 解説| サッシャ─梅本洋一の思い出に捧ぐ  オリヴィエ・アサイヤス 「自作自演」について考えるためにギトリを考える  青山真治 サッシャ・ギトリ略歴/フィルモグラフィ&作品解説 サッシャ・ギトリ主要書誌情報 編者あとがき __ 梅本 洋一|うめもと・よういち 1953年1月9日、横浜市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後に渡仏。パリ第8大学大学院映画演劇研究所博士課程修了(映画論、フランス演劇史専攻)。留学中から執筆活動を始め、1981年、『視線と劇場』で第2回ダゲレオ出版評論賞を受賞(同論文は後1987年に弘文堂で書籍化)。帰国後に批評・執筆活動を本格化、また学習院大学、横浜国立大学ほかで教鞭を執る。1991年に映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」(フィルムアート社、のち勁草書房)を創刊、2001年の休刊まで編集代表を務める。同誌での批評活動を通じて、海外の映画作家を紹介するだけでなく、黒沢清、青山真治ら日本の映画作家の作品を海外で上映・紹介した。主な著書に『映画は判ってくれない—The motion picture』(フィルムアート社、1984)、『映画のたのしみ─Écrit sur le cinéma』(青土社、1984)、『映画=日誌─ロードムーヴィーのように』(フィルムアート社、1988)、『サッシャ・ギトリ─都市・演劇・映画』(勁草書房、1990)、『映画をつなぎとめるために』(勁草書房、1990)、『映画旅日記─パリ─東京』(青土社、2006)、『建築を読む─アーバン・ランドスケープ Tokyo–Yokohama』(青土社、2006)、主な訳書にセルジュ・ダネー『不屈の精神』(フィルムアート社、1996)など。1999年より横浜国立大学教授。2013年3月12日歿。 坂本 安美|さかもと・あび アンスティチュ・フランセ映画プログラム主任。「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」元編集委員。1996年より東京日仏学院にて映画上映の企画・運営を行い、フランスをはじめとする海外の監督、俳優、映画批評家らを多数招聘。カンヌ国際映画祭批評家週間、ロカルノ国際映画祭、東京フィルメックスなどで審査員も務める。

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